サカノウエカフェ(マレーシア クアラルンプール店)様の導入事例

サカノウエカフェ(クアラルンプール店)様

LOT NO. G-74, GROUND FLOOR,
MITSUI SHOPPING PARK LALAPORT, NO. 2,
Jln Hang Tuah, City Centre,
55100 Kuala Lumpur, Malaysia
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導入いただいた商品

SI-150C-E 220V対応モデル
黒を基調としたスクエアのモダンなデザインです。
盤下35㎝の高さでふんわり盛り付けのかき氷も余裕。
アルミダイキャストボティを採用し、大幅な軽量化を実現。

マレーシアへの海外展開を決意した理由

ーー海外展開を決意された理由を教えてください。

日本国内での店舗展開は、都心部のかき氷専門店さんの数も増え、環境的に難しくなってきたと感じて、海外市場に目を向けることにしました。新しいことに挑戦したかったのもありますし、その中でいろいろなご縁やきっかけに背中を押してもらったこともあります。もちろん、不安もありましたが…。

最初は、特にシンガポールでの感触が良かったですね。

 

ーーシンガポールでの出店、すごかったですもんね!(※2023年3月にシンガポールで2週間期間限定出店され、長蛇の列となる)なぜシンガポールではなく、マレーシアを選んだのですか?

シンガポールに出店した際の様子。長蛇の列。

 

シンガポールはコストが高いんです。特にLRコスト(人件費・家賃等)が非常に高く、初任給も日本の倍近い水準でした。出資者がいないと厳しいです。また、不動産会社やビルオーナーと話してもビジネス的な視点からのお話が多く、戸惑いを感じることもありました。

その後、シンガポールに近い国として、マレーシアの情報を探したところ、ある物件が目に留まりました。問い合わせたところ、すぐにマレーシア現地の日本人営業担当者から連絡があり、2023年7月にはマレーシアを初めて訪問しました。

マレーシアでの店舗運営について

ーー私もシンガポールのお客様からコストをうかがった時は驚きました!マレーシアの印象はいかがでしたか?

クアラルンプールの出店候補地はとても綺麗でした。人は少なかったですが、直感的に「いける」と感じました。レントコストは15%ほどで、人件費も想定内の水準。ただ、スタッフを雇うこととビザの問題が不安要素でした。

ーースタッフはどのように構成されていますか?

社員1名、パートアルバイト4名で運営しています。SNSはインスタグラムのみ活用していて、基本的には2人、週末は3人で回しています。最初に募集をかけたら200人ほど応募があり驚きました(笑)ほとんどがマレーシア人です。

マレーシア クアラルンプール店

人気メニューの抹茶

ーー事前に調べたことや準備したことは?

海外進出を決めたのは2023年12月で、8月と10月に現地を訪問し、取引先を探しました。日々の営業では、もし自分が抜けても問題ない体制にするために、事前に文書を作成し、笑顔で接することにサインしてもらうなどもしました。こちらでは文書にすることが重要です。叱られることを嫌がる文化への配慮も必要でした。

ーー食材などは全て現地調達ですか?

現地調達できるものが多いですが、口に合わないこともあります。こちらで手に入らないものは、日本からもってきているものも一部あります。関税は発生しますがやむを得ないですね。

ドリアンのかき氷

 

ーー実際に海外でビジネスをやってみて重要だと思うことは何ですか?

現地の友人を作ることが非常に大切です。現地の日本人ではなく、マレーシア人との関係を築くことで、ビジネスがスムーズに進むと思います。現在もいろいろな面で相談に乗ってもらっていたり、交渉や折衝に対応してもらったりしています。ほとんどの人が英語を話せますし、その面でも力になってくれています。

ーー信頼できる現地パートナーは必須ですね!私もその点は痛感しています。

お店の前にこだわりやポリシーを掲示

マレーシアでかき氷は受け入れられている?

ーーマレーシアでのかき氷の反応はどうですか?

日本のかき氷に対する認識はまだ薄く、他国のかき氷と同じような印象を持たれていると感じます。マレーシアのスイーツ全体に対する関心度も他の国に比べるとやや低いかもしれません。

ーーメニューについてはどう工夫されていますか?

やりすぎないように心がけ、シンプルな構成にしています。シェアしやすいスタイルが求められているので、おかわりをしてもらえるようなメニュー作りが大切です。

テイクアウトのイチゴ

ーー日本との違いに戸惑ったことはありますか?

はい、特にシェア文化ですね。3人4人で1杯を分け合うことも普通です。
現時点では特に1オーダー制や最低オーダー価格などは設けていません。おそらくこちらでそれを受け入れてもらうのは難しいですね。なので、おかわりを促すことが必要だと感じてます。

また、言葉の壁も大きいです。お客様だけでなく業者さんとのやりとりなどでも必須ですし…。支払決済についても少し戸惑いました。こちらではQR決済がビジネスでも進んでいるので、そのあたりは日本との違いを感じます。

お店の前に設置された看板

導入したかき氷機

ーーかき氷機は当社から発送・納品させていただきました(SI-150C-E 220V対応モデル)。関税は結局どのくらいかかりましたか?

10%くらいだったと思いますね。無事ついてよかったです。

ーー到着後ちょっとしたトラブルがありましたよね。大丈夫でした?

そうそう。コンセント問題ですよね。こちらのお店のコンセントに刺さらなくて焦りました。

ーー連絡いただいて同じく焦りました(笑)同じCタイプだったのに、なぜか微妙に、ね。

あとで聞いたら、現地でもよくあるらしくて…。結局、現地購入したタップを使ったら大丈夫になりました。当時は、御社に早急に確認いただいて本当に助かりましたよ。

 

ーーよかったです(笑)。最後に今後の展望を教えてください。

知名度を上げるためにポップアップ展開をしたいと考えています。週末のイベントなどですね。またシンガポールでも展開を進めたいですね。やはりきっかけだったシンガポール、いつかはまたやってみたいと思っています。

 

ーー楽しみですね!引き続き私たちTAKASOも応援していますのでぜひ頑張ってください!またお邪魔しますね。ありがとうございました。

 

SI-150C-E 220V対応モデル
黒を基調としたスクエアのモダンなデザインです。
盤下35㎝の高さでふんわり盛り付けのかき氷も余裕。
アルミダイキャストボティを採用し、大幅な軽量化を実現。

 

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