2023年6月23日

業務用電動式ブロックかき氷機「ギヤ駆動」「ベルト駆動」とは?

 
 

前回の記事で、かき氷を始めるにあたって機種選びが重要であること、
ふわふわのかき氷なら「ブロック氷式」がおすすめであることをお伝えしました。

 

 
 

しかし、お客様によってかき氷機に求めるものは様々です。
“削りや耐久性”、“デザインや軽さ”などなど…
 
『お店の雰囲気や、作りたいかき氷などの希望を叶えてくれる機種が知りたい!』
そんな悩みを解決するため、
今回はより詳しく「ブロック氷式かき氷機」についてお話したいと思います。
 
ぜひ、かき氷機選びにお役立てください。

 
 
 
 

ギヤ駆動とベルト駆動

 
「ブロック氷式」のかき氷機には、
さらに「ギヤ駆動」と「ベルト駆動」と呼ばれる2種類があります。
 
かき氷機内部にあるモーターの回転を、
主軸に伝える役割が「ギヤ」か「ベルト」のどちらかということです。

 
 
 
 

ギヤ駆動

 
主軸に最大限の力を伝えることができるのは「ギヤ駆動」です。
モーターから「ギヤ」を介してそのまま主軸に伝えます。
 
ロスがなくパワフルな回転を実現し、
結果わずかな刃の出でも削ってくれるので、

よりきめ細やかな氷を削ることができるのです。
 
回転がパワフルなので削るスピードも速く、より多くの氷を削ることができます。
そのため、行列のできる人気店の方に支持されています。
 
しかしモーターから直接力を伝えているので、
「ベルト駆動」と比べると“音”が大きいことが難点です。
静かさを求める落ち着いた雰囲気のお店には、あまり向かないかもしれません…

 
 
 
 

おすすめのギヤ駆動式かき氷機

 

SI-100S
ブロック氷タイプの最上位機種。
パワフルな回転できめ細やかな氷を削ることが可能。

 

TKSI-100
かき氷機メーカーである池永鉄工と共同開発したオリジナル機種。
ブロック氷タイプの最上位機種といわれている「SI-100S」と同様の機能を搭載。
ボディを透明にしたことで実演効果もあり、お客様へのアピールにもつながります。
奥行きを広くしたことで可動域が広くなり盛り付けがしやすくなりました。

 
 
 
 

ベルト駆動

 
一方「ベルト駆動」とは、モーターから「ベルト」を介して力を伝えます。
 
そのため「ギヤ駆動」に比べると軸に伝わるパワーは劣りますが、
「ベルト」を使うことで音が軽減されるのはメリットです。
また最近のベルト駆動の機種は軽量化もすすんでおり、
通常のお店さんに加え、イベントやキッチンカーなどでも活躍が広がっています。
 
ベルトは消耗品です。
伸びたり切れてしまうと氷を削ることができなくなってしまうため、
3~5年で交換をする必要があります。

 
 
 
 

おすすめのベルト駆動式かき氷機

 

SI-150C
黒を基調としたスクエアのモダンなデザイン。
盤下35㎝の高さでふんわり盛り付けのかき氷も余裕。
ベルト駆動機でありながら、搭載モーターがパワーアップしたことで
従来のものに比べ滑らかに削ることが可能に。

 

SI-150SS
SWANのかき氷機の中で最もコンパクトな機種。
大きいかき氷機を置くスペースのない方におすすめです。

 

HB310B
重量が約16kgとブロック氷式かき氷機の中で最も軽い機種。
オプションの専用脚台を使うと盤下が約40cmになるため、
背の高いかき氷も使ることが可能。

 

HB600A
初雪トップクラス機種。
広い盤下で、高いかき氷はもちろん、幅の広い器も使用可能。

 
 
 

いかがでしたか?
今回は「ギヤ駆動」と「ベルト駆動」それぞれの特徴について書きました。
 
もう少しかき氷機について知りたい!と思ってくれた方、是非次回以降の記事も
参考にして頂けたら嬉しいです。

 

 
 
 

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