2023年12月11日

ふわふわかき氷が作れるおすすめ業務用かき氷機6選

 
これまでの記事でかき氷機の特徴や選び方をお伝えしてきましたが
「結局自分にはどのかき氷機が合うのか分からない」
と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
今回は、当店で取り扱いのある「ふわふわかき氷が作れるおすすめ業務用かき氷機6選」をご紹介します。
 
業務用のかき氷機として一般的に使用されるのは「電動式ブロック氷専用かき氷機」です。
電動式ブロック氷専用かき氷機であればどの機械を使用してもふわふわの氷を削ることが可能です。
しかしたくさんの種類があるため、どのかき氷機にするか迷ってしまいますよね。
 
そこで、かき氷機を選ぶ際の判断材料となるのが
1.「駆動方式」
2.「音の大きさ」
3.「機械の重量」
4.「デザイン」
5.「盛り付けのしやすさ」
6.「削った氷の出方と状態」です。
 
かき氷機によって特徴は様々です。
それぞれのかき氷機の特徴を知った上で最適なかき氷機を是非見つけてくださいね。
 
 
 

目次

 
1.駆動方式
2.音の大きさ
3.機械の重量
4.デザイン
5.盛り付けのしやすさ
6.削った氷の出方と食感
7.かき氷機の比較
8.かき氷機紹介
 

1.駆動方式

 
「ブロック氷式」のかき氷機には、「ギヤ駆動式」と「ベルト駆動式」の2種類があります。
かき氷機内部にあるモーターの回転を主軸に伝える役割が「ギヤ」か「ベルト」のどちらかです。
 
・ギヤ駆動式
主軸に最大限の力を伝えることができるのは「ギヤ駆動式」です。
モーターの回転を「ギヤ」を介して主軸に伝え、ロスがなくパワフルな回転を実現しました。
わずかな刃の出でも削ってくれるので、よりきめ細やかな氷を削ることができます。
 
・ベルト駆動式
モーターの回転を「ベルト」を介して主軸に伝えます。
ゴム製のベルトを使用しているため、主軸に力を伝える際にロスがあり「ギヤ駆動式」に比べるとパワーは劣ります。
 
削りにこだわりたい!よりふわふわのかき氷を提供したい!という方には「ギヤ駆動式」がおすすめです。
 

2.音の大きさ

 
電動式ブロック氷専用かき氷機は駆動方法によって稼働時の音の大きさが異なります。
駆動方法にはギヤ駆動式とベルト駆動式があり、音が大きいのはギヤ駆動式のかき氷機です。
 
ギヤ駆動式はモーターの回転をギヤを介して主軸に伝えるため、ギヤの機械音がそのまま音として出てしまいます。
比べてベルト駆動式はモーターの回転をベルトを介して主軸に伝えるため音が軽減されます。
お客様の前でかき氷を作りたい方やオープンキッチンの店舗など、大きい音が気になる場合はベルト駆動式がおすすめです。
 

3.機械の重量

 
それぞれのかき氷機によって重量は異なります。
重いかき氷機は30㎏を超え、1番軽いかき氷機では16㎏程です。
かき氷機を厨房に置いたまま移動させることがない場合は、重さをあまり気にする必要はありません。
 
かき氷の提供が夏限定で冬場は別の場所に移動する場合や、昼限定でかき氷を提供し夜はかき氷機を移動させる必要がある場合は、軽量のかき氷機を選んだ方がいいでしょう。
 

4.デザイン

 
昔ながらのレトロなものから、ブラックスタイルのモダンなものまで様々です。
お店の雰囲気を優先してデザインでかき氷機を選ぶ場合や、かき氷機は常に厨房に置くためデザインよりも性能を重視するなど、ご自分のお店にあったかき氷機を選びましょう。
 

5.盛り付けのしやすさ

 
盛り付けのしやすさはかき氷機の盤下の高さに比例します。
盤下が高いと背の高いかき氷が作りやすく、盛り付けを行う際の手元もよく見えます。
また作業する手の位置、目線が高くなるため腰への負担が軽減されます。
一日に多くのかき氷を削る場合は盤下の高さを重視することをおすすめします。
 

6.削った氷の出方と食感

 
電動式ブロック氷専用かき氷機であればどのかき氷機を使っても基本ふわふわのかき氷を作ることができますが、かき氷機の駆動方法やメーカーによって削った氷の“落ち方”や“食感”に違いがあります。
 
氷の落ち方がSWANシリーズはさらさらとした氷がまっすぐ下に落ち、初雪シリーズでは削った氷がひらひらと前後にばらつく傾向があります。
食べた際の食感は、SWANシリーズだとさらさらとした氷が口の中ですっと溶けるくちどけの良さが特徴です。
初雪シリーズはふわっとした氷の食感をしっかりと感じることができます。
シリーズの中でも機種によって若干違いもあるため、削りや食感を特にこだわりたい方は、当社のデモ&キッチンの店舗にてぜひデモを体験してみてください。
 

 

7.かき氷機の比較

 

商品名 TKSI-100 SI-100S SI-150C SI-150SS HB310B HB600A
画像
メーカー SWAN SWAN SWAN SWAN 初雪 初雪
駆動方法 ギヤ駆動式 ギヤ駆動式 ベルト駆動式 ベルト駆動式 ベルト駆動式 ベルト駆動式
大きい 大きい 比べると静か 比べると静か 比べると静か 比べると静か
重量 32㎏ 31㎏ 21kg 25㎏ 17kg 19㎏
寸法 幅300mm
奥行385mm
高さ671mm
幅300mm
奥行385mm
高さ671mm
幅297mm
奥行390mm
高さ703mm
幅290mm
奥行386mm
高さ561mm
幅347mm
奥行396mm
高さ600mm
幅 349mm
奥行き447mm
高さ702mm
盤下 30cm 30cm 35cm 25cm 20㎝
脚台使用時40㎝
38㎝
より薄く細かい氷が削れます より薄く細かい氷が削れます 薄く細かい氷が削れます 薄く細かい氷が削れます 比べると氷感のある薄い氷が削れます 比べると氷感のある薄い氷が削れます

 

 
 

TKSI-100

こんな方におすすめ

・削りにこだわりたい。よりふわふわのかき氷をつくりたい。
・お客様にかき氷を削っているところを見せたい。
・お店の雰囲気を崩したくない。

性能
ギヤ駆動式。
モーターのパワーをギヤを介して直接主軸に伝えるため、力を伝える際のロスが少ないのが特徴です。
氷を上から押さえる力が強いため、少しの刃の出代で氷を削ることができ、より薄くふわふわの氷を削ることができます。
特に削りにこだわりたい方におすすめです。
 


モーターからギヤを介して主軸を回転させているため、機械音のようなギヤの音がします。
そのためベルト駆動式のかき氷機と比べると音が大きいのが特徴です。
お客様の前で削る前提のデザインですが、音が大きいとお店の雰囲気に合わないと感じる方には向きません。
 

重さ
32㎏
重量があることで機械を稼働した際、揺れにくく削りが安定します。
パワーの強いモーターに耐える構造になっており、足は鋳物、盤は厚くなっているためベルト駆動式のかき氷機よりも重い作りです。
 

デザイン
お客様の声をもとに作られたかき氷機で、氷を置くスペースから氷が削れて落ちてくるスペースまで透明になっています。
唯一氷の設置場所部分が透明になっている為、どの角度から見ても氷がキラキラ回る様子や
氷がさらさらと落ちてくる様子を楽しむことができ、販売促進につながります。
 

盤下
盤下30cm
奥行38cm
奥に広い盤下でスムーズに盛り付けが可能です。
 


削った氷は散らばらずにまっすぐ下に落ちます。
より口どけの良い薄く細かい氷が削れます。
 

TKSI-100

かき氷機メーカーである池永鉄工と共同開発したオリジナル機種です。
氷削機の2大メーカーの一つ、池永鉄工の「SWAN」シリーズ
ブロック氷タイプの最上位機種といわれている「SI-100S」と同様の機能を搭載。
商品ページはこちら

SI-100S

こんな方におすすめ

・削りにこだわりたい。よりふわふわのかき氷をつくりたい。
・かき氷は厨房で作るため音の大きさやデザインは気にしない。
・かき氷機は移動しないため重くても大丈夫。

性能
ギヤ駆動式。
モーターのパワーをギヤを介して直接主軸に伝えるため、力を伝える際のロスが少ないのが特徴です。
氷を上から押さえる力が強いため、少しの刃の出代で氷を削ることができ、より薄くふわふわの氷を削ることができます。
特に削りにこだわりたい方におすすめです。
 


モーターからギヤを介して主軸を回転させているため、機械音のようなギヤの音がします。
ベルト駆動式のかき氷機と比べると音が大きいため、厨房にかき氷機を設置する方や音の大きさを気にされない方におすすめです。
 

重さ
31㎏
重量があることで機械を稼働した際、揺れにくく削りが安定します。
パワーの強いモーターに耐える構造になっており、足は鋳物で盤は厚くなっているため、ベルト駆動式よりも重いです。
 

デザイン
印象的なライトブルーで氷を連想させるカラー。
発売当初から変わらないレトロなデザイン。
TKSI-100と同じ性能のため、透明である必要がないという方におすすめです。
 

盤下
盤下30cm
平均的な盤下の高さ、奥行きはあまりありません。
排水ホース接続可。
 


削った氷は散らばらずにまっすぐ下に落ちます。
より口どけの良い薄く細かい氷が削れます。
 

SI-100S

“やわらかな氷”NO.1(SWAN比較)
行列店や話題のお店の多くはこの機種を使っていただいております。
氷削機の2大メーカーの一つ、池永鉄工の「SWAN」シリーズ
ブロック氷タイプの最上位機種です。
商品ページはこちら

SI-150C

こんな方におすすめ

・お客様に見える場所にかき氷機を置きたい。
・音やデザインでお店の雰囲気を崩したくない。
・背の高いかき氷を作りたい。

性能
ベルト駆動式
モーターのパワーをベルトを介して主軸に伝えます。
ゴム製のベルトで主軸を回転させるため、ギヤ駆動式と比べるとパワーのロスがあります。
他のベルト式かき氷機よりも大きいモーターを搭載しており、よりふわふわのかき氷を作ることができます。
 


モーターからベルトを介して主軸を回転させているため、ギヤ駆動式のような機械音はなく比べると静かです。
お客様の前でかき氷を削りたい方や、オープンキッチンの店舗の方におすすめです。
 

重さ
21kg
スワンシリーズの電動かき氷機の中で最も軽量な機種です。
アルミダイキャストフレームを採用したことで軽量化が可能に。
かき氷機の側面には持ち手があるため、かき氷機移動する際に便利です。
 

デザイン
マットな黒色を基調としたスクエアなデザイン。
上品なモダンスタイルでお店のイメージを崩しません。
 

盤下
スワンシリーズの中で最も高い、盤下35cm。
背の高いかき氷を作りたい方におすすめです。
排水ホース接続不可。
 


削った氷は散らばらずにまっすぐ下に落ちます。
口どけの良い薄く細かい氷が削れます。
SI-100Sと比べると初雪の機種に近い削りです。
 

SI-150C

黒を基調としたスクエアのモダンなデザイン。
盤下35㎝の高さでふんわり盛り付けのかき氷も余裕です。
ベルト駆動機でありながら、搭載モーターがパワーアップしたことで
従来のものに比べ滑らかに削ることが可能に。
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SI-150SS

こんな方におすすめ

・かき氷機を置くスペースが狭い。
・音の静かなかき氷機が良い。

性能
ベルト駆動式
モーターのパワーをベルトを介して主軸に伝えます。
ゴム製のベルトで主軸を回転させるため、ギヤ駆動式と比べるとパワーのロスがあります。
 


モーターからベルトを介して主軸を回転させているため、ギヤ駆動式のような機械音はなく比べると静かです。
お客様の前でかき氷を削りたい方や、オープンキッチンの店舗の方におすすめです。
 

重さ
25㎏
かき氷機のサイドから足にかけて鋳物でできているためベルト駆動式のかき氷機の中では重い機種です。
しかし重さがある分安定感があります。
 

デザイン
スワンシリーズの中で一番背が低くコンパクトなデザイン。
かき氷機置くスペースが限られている方におすすめです。
 

盤下
25cm
他のかき氷機に比べ盤下は低いため、背の高いかき氷を作るには不向きです。
しかし4本脚で各脚の間には何もない為、ブロック等を敷いて高さを出すと背の高いかき氷を作ることも可能です。
 


削った氷は散らばらずにまっすぐ下に落ちます。
口どけの良い薄く細かい氷が削れます。
 

SI-150SS

SWANのかき氷機の中で最もコンパクトな機種。
大きいかき氷機を置くスペースのない方におすすめです。
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HB310B

こんな方におすすめ

・かき氷機を置くスペースが狭い。
・音の静かなかき氷機が良い。
・かき氷機を移動させるため軽いかき氷機が良い。

性能
ベルト駆動式
モーターのパワーをベルトを介して主軸に伝えます。
ゴム製のベルトで主軸を回転させるため、ギヤ駆動式と比べるとパワーのロスがあります。
 


モーターからベルトを介して主軸を回転させているため、ギヤ駆動式のような機械音はなく比べると静かです。
お客様の前でかき氷を削りたい方や、オープンキッチンの店舗の方におすすめです。
 

重さ
17kg
アルミ部品等を使用しており、当社で取り扱いのある業務用かき氷機のなかで最も軽量。
かき氷機の側面には持ち手があるため、かき氷機移動する際に便利です。
 

デザイン
背が低くコンパクトなデザイン。
かき氷機を置くスペースが限られている方におすすめです。
 

盤下
20㎝
他のかき氷機に比べ盤下は低く、背の高いかき氷を作りたい方には向きません。
オプションの専用脚台を使用することで盤下の高さは40cmになり、背の高いかき氷も作ることができます。
 


氷の面を薄く削った状態の氷がひらひらと少し散らばって落ちてきます。
 

HB310B

重量が約16kgとブロック氷式かき氷機の中で最も軽い機種です。
オプションの専用脚台を使うと盤下が約40cmになるため、背の高いかき氷も使ることができます。
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HB600A

こんな方におすすめ

・音の静かなかき氷機が良い。
・背の高いかき氷を作りたい。
・かき氷機を移動させるため軽いかき氷機が良い。

性能
ベルト駆動式
モーターのパワーをベルトを介して主軸に伝えます。
ゴム製のベルトで主軸を回転させるため、ギヤ駆動式と比べるとパワーのロスがあります。
 


モーターからベルトを介して主軸を回転させているため、ギヤ駆動式のような機械音はなく比べると静かです。
お客様の前でかき氷を削りたい方や、オープンキッチンの店舗の方におすすめです。
 

重さ
19㎏
アルミ部品等を使用しており、高さのある業務用かき氷機の中で最も軽量です。
 

デザイン
特徴的なポールの足がシンプルながらに強靭です。
氷が削れる様子がよく見えるため、お客様から見える位置への設置もおすすめ。
ポール2本で機械を支えている為、他の機種に比べると氷の設置場所がずれた時に揺れやすいです。
 

盤下
38㎝
盤下が高く、背の高いかき氷を作りたい方におすすめ。
サイドに壁がないため幅のある器での盛り付けもできます。
横移動が可能なため、作業性に優れています。
 


氷の面を薄く削った状態の氷がひらひらと少し散らばって落ちてきます。
 

HB600A

ベイシスシリーズ第二弾、初雪トップクラスの機種です。
盤下を大きく開放したことで高いかき氷はもちろん、幅の広い器も使用可能。
流行りの大きく盛るかき氷がより作りやすくなりました。
商品ページはこちら

 

最後に

 
いかがでしたか?
冒頭でもお話しましたが、電動式ブロック氷のかき氷機であればどの機種を使用してもふわふわのかき氷を削ることができます。
その中でもご自身がかき氷機に求める条件にあったかき氷機を見つけるきっかけになれば幸いです。
 
 
 

お知らせ

 
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