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ふわふわかき氷を作るうえで重要な“氷”について

ふわふわかき氷を作るうえで重要な“氷”について

製氷機などで作る「バラ氷」ではふわふわのかき氷を作ることはできません。「天然氷」や「純氷」と呼ばれるブロック氷を使用します。

かき氷を始める際には、近くに氷を仕入れることができる氷屋さんがあるか確認をした方が良いでしょう。近くに無いという場合は、当店でも「純氷」を取り扱っていますので是非ご利用ください。

天然氷と純氷

まずふわふわのかき氷に使用する氷には、「天然氷」と「純氷」の2種類があります。
どちらの氷も長い時間をかけて作られています。
じっくりと時間をかけて作ることで氷が溶けにくくなるのです。

天然氷

「天然氷」とは室外の製氷池で、冬の厳しい自然の寒さを利用して製氷された氷のこと。
天然の氷ができるまでには多くの“時間と手間”がかかります。
気候や気温にも左右され、過酷な環境から生まれる氷はまさに“冬の恵み”。
この昔ながらの手間をかけた氷作りの背景があるからこそ、よりかき氷を美味しく感じることができますよ。

純氷

一方「純氷」とは、純水を使用し長い時間をかけて製氷された氷のこと。
メーカーごとに原水や凍らせる時間に違いがあります。
一般的には48時間と言われていますが、60時間や72時間のところもあるようです。
「天然氷」と比べると手に入りやすいため、最初は「純氷」がおすすめです。

氷の状態

“ふわふわ”のかき氷を作るためには、「氷の状態」がとても重要です。
氷は半透明から透明に変わる-5℃~-2℃の少し曇った氷が最適です。
その状態で氷の表面を帯状に薄く削ることで、“ふわふわ”のかき氷が出来上がります。

ブロック氷専用かき氷機や天然氷、純氷を使っていたとしても、冷凍庫から出したばかりの”カチカチ”な氷を削ってしまうと、“ふわふわ”ではなく“シャリシャリ”とした食感になってしまいます…。刃を傷める原因にもなってしまうので、注意しましょう。